投稿日時: 2011-05-12 12:45:40
文化庁は「飛鳥美人」で有名な高松塚古墳(奈良県明日香村、7世紀末~8世紀初め)の国宝壁画保存のために、カビなどの汚れを除去する新たな手法として紫外線を用いる方針を明らかにしました。顔料やしっくいに紫外線を照射しても変化はなく、カビなどの有機物を殺菌できます。同壁画はカビなどによる劣化のため2007年に石室を解体して搬出し4年間修復を進めていました。紫外線殺菌の性質が国特別史跡でも活躍しています。

 投稿日時: 2010-08-18 12:16:18
日本列島は太平洋高気圧に覆われ、各地で厳しい猛暑日や真夏日を記録しています。都内でも熱中症で16日だけで125人救急搬送されたと発表されました。
昨今、我々を取り巻く環境は決してよいものとはいえません。人体や地球規模の環境問題など人の未来にとっては大切なものばかりですが、年々悪化する 環境によりわたし達の命さえも脅かされる状況になってきました。
特に地球温暖化による、今の熱中症の頻発や、オゾン層破壊による有害紫外線の問題。(オゾン層破壊によるオゾン量1%が減少すると、地上に降り注ぐ紫外線B波の量が1.5%増えるとされています。)
紫外線でも波長の長い順にA波、B波、C波に分かれますが、B波の増加により、皮膚がんや白内障の増加、免疫抑制等人の健康や生態系への影響が懸念されています。
人工的に作る紫外線C波は、さまざまな分野で活用されています。C波はオゾン層でほぼ吸収されてしまうため、地上にはほとんど到達せず人工的に作りますが、その強力な殺菌力から「殺菌光線」と呼ばれ、処理対象物の味覚・臭い・外観に変化を与えずに殺菌が行えるという、我々の生活では食品工場や給食施設での食中毒対策や、病院や老健施設などの安全な衛生管理方法とし重要な役割を担っています。
身近な熱中症から紫外線殺菌に言及しましたが、今後しばらく太平洋高気圧の張り出しが続き暑さも今月いっぱい続く模様です。外出する時、運動する時、暑い場所で作業をする時などまだまだ十分な用心が必要と思われます。